2012/02/25

PowerBook2400その3

相変わらず、きっと子供には意味が正しく伝わっていないNHKの「日常」をみつつ、セル交換されて戻ってきたPowerBook2400のバッテリの充電をしています。
80%の充電率くらい(目分量)で、一旦AVアダプタをぶっこ抜くと、残り稼働時間が1:30と表示されます。
満充電になったら2時間超えるかも?
楽しみです。
後は、今更ながらに、OS8.6で使えるブラウザとIMAP対応のメーラを探して、色々放り込んでいます。
昔の、今のMacではない、気難しい(それこそJobsみたいに気難しい)Macを触っている時代を思い出してしまった。
今のMacは大人しいけどエレガントで「パソコン」を使っているという雰囲気がにじみ出ているけれども、昔のMac(OS9以前)は、「パソコン」ではなく「Macintosh」なんですよね。
そう、Macintoshなんです。Macじゃない。
インストールしてからも、気に入らなければ、機能拡張やコントロールパネルから直接ファイルを削除してしまえばいい(後で、機能拡張コントロールパネルから苦情が来ますが)。
友人が良い事を言っていました。
「Macはパソコンじゃなくて道具なんだよ」
確かに、MacのOS8とかOS9の頃からMicrosoftではWindowsを出してきていて、でもそれは、MS-DOSの延長でしかなく(特にWindows3.1)、Windows2000までは、DOSの域を超える事のないOSでした。でもAppleでは、System6、漢字Talk7〜OS9(OS9.2.2が最終バージョンだっただろうか…)まで、レジストリ? 何それ? 解説本? 困ったらHelpを見てみなよ、という使う側(Internetへの接続以外は)に、コンピュータであることを意識させない機械だったと思います。
今のMac(自分はMBAを使ってますが)快適そのものですが、何か足りない。
あの気難しいMacを触ると思い出す感覚。
何か作れそうな感覚。
動作はちょっともっさり気味で、大量or大容量のファイルをコピーしようとすると、石になったり、突然爆弾マークが出て来たり…

それでも、楽しいものですね。
OldMacはもしお持ちの方がいらしたら、長生きさせて上げて下さい。
PowerBook2400は、分解すると、割にシンプルで、ロジックボード上のチップヒューズが切れたとかコンデンサチップが逝ってしまった、なんて事にならない限りは、大概のトラブルはバッテリかHDDでしょうから、パーツ屋さんとか電子部品屋さんから必要な部品を取り寄せて修理する、というのも、中々に良いものです。
修理サービスもまだやっているところがあるようですから(マックサポート福岡さんとか)、何とかなります。
ヤフオクでも、パーツ取り用に月に一回くらいは出品されるようですしね(自分は、LCD2枚とパームレストを落札してます)。

2 件のコメント:

  1. やはり手入れが大事ですね。自分のも内蔵電池切れです。ひとつひとつコマメに。いい記事ありがとうございます。

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    1. コメントありがとうございます!
      なぎのきは、内蔵電池をパーツ屋さんで代替品を(同メーカの製品)にすげ替えて延命しています。
      リンク:
      http://www.marutsu.co.jp/shohin_45610/
      ただ、容量がちょっと足りない(正規品が110mAなのに対して、上記リンク先の製品は70mAです)。
      時計やPRAM等のバックアップなので、今の所、問題は起きていません。
      ご参考までに。

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