2013/01/25

VAIO TypePにWindows8を入れてみた

VAIO TypeP(VGN-70H/R)に、Windows8をインストールした。
軽い。
Vistaのもっさり感がない。
XPよりちょっと重いかなと思うので、触ってみた感触としては、

Vista → Win7 → Win8 → XP

かな、と思いますね。

MicrosoftのWin8のページからダウンロード版のWin8Proを購入し、USBメディアに焼いて、クリーンインストールした。
ここまではすんなりと終了。
TypePのワイド解像度にも、標準のディスプレイドライバで問題なく動いた。
あれ? このままで行けるんじゃないか?
と思ったが、TypeP特有機能である「いたわり充電モード」「特殊キーの設定」「Fnキーによる音量、輝度の変更」「スティックポインタ」が効かない。
まぁ、それぞれのドライバがSONYからWin8向けに提供されないようなので、Google先生で検索。
おお。
すでに試された方々がいらっしゃる。
「VAIO TypeP Windows8 インストール」でググると、沢山出てきます。
その中で「Win8Room」様のサイトを参考に、ドライバ類を入れました。

VAIO Updateや、その他諸々の機能は要らないかな、と思ったのです。
そもそも重い(Atomプロセッサの1.33GHzなので、どうせ重たい処理やアプリは動かせない)ので、なぎのきの目的と合致したのです。

インストールの手順などは、いろんなサイトの方が解説されておられますので、ここでは割愛。
ただ、GMA500のドライバを入れないとWin8のスリープ機能がなぜか使えない(シャットダウンと休止しか出てこない)。
ハイバネだと、HDDモデルのTypePでは可搬性が落ちる(蓋を閉じてHDDのアクセスLEDが消えるの待たないといけないので…)ので、GMA500のドライバ導入は必須ですね。ただ、Win7までしか対応していないので、Setup実行時、Win7互換モードにしてからじゃないとSetupが実行されません。

一通りドライバ類を入れて、パフォーマンスを測定(エクスペリエンスインデックス)をしようとしたら、グラフィック関連の測定中に異常終了。なので、まだ測れていません。GMA500のWin8対応を待つしかないなぁ。

この段階で、メモリは0.6Gを占有。おお、Vistaの時は1.5Gくらい食っていたのに…
起動速度も、早いですね。
Win8のロック画面到達まで約40秒、そこからパスワード入れてMetoriUIが表示されるまで、1分ちょい。
Vistaで数分待っていたのが、この速度。Atomプロセッサで、です。数年前のネットブックのスペックでこんなに軽くで良いのか?

その後は、DropBoxやEvernote、Avast、Scrivener、ATOK等をインストール。

ATOK2012は、デスクトップ側でのみ動作。Metoroでは動作しないらしい。これはATOK2013で対応されるらしいので、それを待つ(ATOK Passport契約なので、アップグレードされるはず…)

で、使った感じとしては、そんなに重くない。
画面の切り替えも、ちょっとカクカクするけど、ストレスを感じる程ではない。
むしろ、このスペックでここまで動くなら十分じゃないか? と思えるほど。

ただ、ずっとHDDのアクセスが止まらないので、タスクマネージャで見てみると「ローカルホスト:ローカルサービス」が何個かあって、それぞれ、常時20%食っていて、CPU負荷がほぼ90%状態。
なんだこれ? と調べてみると、ホームグループ共有のプロセスのようだ。
共有する相手がいないので、機能を切る。
いきなり、CPU負荷が数パーセントまで落ちた。
要らない機能だったのね…
その他、リモートアクセス関連を切り、視覚効果も最低限にし、再度パフォーマンスを見ると、大体10%前後で推移。メモリも1Gくらいしか使っていない。

これ、使える!
Win8のキメラなUIと馬鹿にしてたけど、まさか数年前のスペックのPCでここまで動くとは思っていなかった。

ただ、スティックポインタのタップ機能が使えないので、これは継続調査かな。
あると便利なので、何とかしたい。

2013/01/22

VAIO TypeP…

ACERのASPIRE ONEが、VAIO TypePに化けました。
OSはVistaです。Atomは、Z520。クロックは1.33GHz。メモリは2G。HDDが60G。

店頭モデルですね。
何をやっているのか、なんて不毛な事は書きません。
ただ、ふと思ったわけです。

「普通のノートPCじゃ面白くない」
※厳密には、ネットブック? なんでしょうけれど… 

こう、何かインスピレーションを感じるような、何かを訴えかけるような。
TypePは、形が良いです。
ガーネットレッド。畳んでおくと、きれいです。

とりあえず、Vistaの鬼のようなアップデートをかけ、ひたすら待ってます。プログレスバーが全然進みませんが。 

アップデートが終わったら、これにATOKとScrivenerとOneNote入れて、執筆マシンにカスタマイズする予定。

バッテリがヘタってるかどうかも調べないといけませんが…

2013/01/18

acerのASPIRE ONE(AO-722 CR303)

必要に迫られ、Win機を購入。
VAIOのTypePを狙おうとして、偶然見つけたこのマシン。
ACERのASPIRE ONE(AO-722 CR-303)。

Windows7(Home Premium)で、購入時のメモリは2G。CPUは、AMDのC-60(とか言うヤツらしい)の一応デュアルコア(クロックが1GHz)。

25千円を切る価格で新品だった。ただし展示品。まぁ、これはやむを得ないか。現行品じゃないし。

色んなサイトを見ると、標準搭載のメモリ(2G)では、起動しても空きメモリがほぼなく、動作がもっさりとするらしい。
どれどれ、と起動。
うーん。確かに遅い。二分弱かな。
立ち上がってからコンピュータのプロパティを見ると、空きが数メガしかない、悲惨な状態……。

結局増設しました。4Gにしました。
ただし。
封印シールを破らないとメモリスロットにアクセス出来ないので、メーカ保証が速攻で消えました。
でも、効果は絶大。
体感的に、起動速度は倍になり、複数のアプリを起動しても、そんなにもたつかない。
起動時の空きメモリも、1.5Gある。

早速ScrivenerとOpenOfficeをインストール。
ストレージがHDDなので、MacBookAirの様に爆速ではないが、十分耐えられる速度。
アプリが起動してしまえば、そんなに動作も重くない。

キーボードの触感も、好み。

それより何より、バッテリの持ちが良い!
テキスト入力とWeb閲覧程度なら5時間は軽く持つ。

と言う事で、モバイル環境は以下のように変化した。

バッテリが死につつあるMacBookAir(Mid2011)とACアダプタの持ち歩き

iPad+BlueToothキーボードの組み合わせを持ち歩き

AcerのASPIRE ONEの持ち歩き。

とりあえず、DropBoxとEvernoteの同期とScrivenerが動作すれば良いので、Windowsエクスペリエンスインデックスが3.3でも十分。

これがType Pだったら(Atomの1.6GHzでメモリ2G)、Vistaだし(XPにするにしてももうすぐサポート終了になるし、Win7買うの嫌だし……)、きっとAeroは使えないだろうし……。

まぁ、たぶん、良い買い物だったのだと思う事にします。


でも、VAIO TypePは、見た目で欲しくなるんだよなぁ……